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プログラミングの手順

アイディアの具体化

プログラムを開発するときは何か問題があって、その問題に対して問題を解決するアイディアがあるのです。
そのアイディアをコンピュータ上に実現したものがプログラム(プログラミング)だと言ってもいいでしょう。
その問題解決のためにアイデアを考えて、問題解決に必要な仕様を決めていく作業が非常に重要なのです。
プログラム(プログラミング)が引き起こすバグには２つの両極端のものがあるのです。

プログラム(プログラミング)が問題解決に不十分な機能しかない

解決したい問題を検討する段階に不備があり、問題解決に必要な機能が十分検討されていない状態でプログラム開発を行ってしまったことが主な原因です。

決定した仕様がオーバースペックなとき、プログラム開発を非常に困難させます。
不必要な機能を実現するために開発に時間が掛かってしまい、それに開発されたプログラムによって多くのバグを含んでいる可能性もあるのです。
また、必要以上の機能はプログラムの使用方法を複雑にし、場合によってはプログラムを汎用性のないものにしてしまいます。
プログラム(プログラミング)の仕様を決定することは非常に重要で、問題解決のアイデアを基にプログラム(プログラミング)に対する要求分析して、十分な仕様に絞り込まないといけません。
この段階で検討不十分で生じたバグは、プログラム全体にわたる修正を必要とする場合が多く、修正には大変な労力と時間を必要になります。

プログラムの設計

プログラム(プログラミング)の流れは入力、処理、出力といった順番が基本となる流れなので、コーディングと比較してみると入力の前に変数の型宣言が必要になってきます。
まずは問題の中から、与えられているもの(入力)、求めるもの(出力)、求め方(アルゴリズム)などを探します。
次に上記要素から入力データを格納する変数や出力データを格納する変数、それ以外の変数を決めて「それ以外の変数」の場合、次のようにして決めます。
まずはアルゴリズムを実現するために必要な変数をすべて出し、その中から入力と出力データの変数を使えば必要ではないものを除きます。
このような手順を踏んでいくことによって、一つ一つの変数を見つけることができ、こうして見つかった変数はその使い道をはっきりとさせ、それに見合った変数名を付ける必要があります。
とくに「それ以外の変数」はワークエリアとして使用するのか、カウンタとして使用するのか、配列の添字として使うのかなど入出力で使用する変数のようにどういったものに使うのか、はっきりさせておきましょう。
そこで変数名の使用目的などを一覧表などにまとめておいた方がわかり易くてよいでしょう。
プログラム(プログラミング)とは結局のところコンピュータに対して実行すべ手順を書き示したものです。
従って、プログラム(プログラミング)は最終的にはコンピュータに理解できる方法で示される必要があります。
しかし、その本質は仕事の処理手順にあり特定のコンピュータや言語に依存しません。
コンピュータは、「仕事がより小さな仕事の系列に分解でき、最終的には仕事の手順を簡単な命令の系列で書き表せる」という原理に基づいて作られています。
要求されている仕事を分析し、適切な命令の系列として記述することは難しいことです。
しかし、仕事の手順が持つ性質について考えてみると、より合理的に仕事の手順を分析し、プログラムへと組み立てていく方法を見出すことができます。
一般的な仕事の手順を分析して場合「順次構造」「選択構造」「反復構造」の３つの典型的な基本構造の組み合わせで成り立っています。
どんなに複雑な仕事にしても、上記の３つの構造の組み合わせることによって書き表す事が出来るのです。
この性質を用いれば、プログラム(プログラミング)を単純な３つの構造の組み合わせとで設計することができるのです。

コーディングたデバッグ

コーディングとはプログラミング言語の文法に従ってプログラムを書くことで、初心者の多くがコーディングのことをプログラミングであると考えってしまうのですが、これはプログラミングの手順の一部に過ぎません。
また、プログラムの設計がちゃんとしていれば、コーディングは難しいものではなく、プログラムを読みやすくするためにプログラミングスタイルに関する一般的な注意事項をいくつか挙げてみます。
適切なインデントにする識別名は意味のあるものを使用紛らわしい識別名は避ける ()を積極的に利用するマジックナンバーを使用しないコメントを付けるデバッグ作業するときはプログラムの検査が重要です。
プログラムの検査を行うときは、プログラムに対して何らかのテストを行い、その結果に対し、検討することによって行われます。
デバッグ作業をスムーズに行う場合、どのようなテストを行えば良いのか検討することが一番重要です。
プログラムのテストを行うとき、次のような言葉があります。
プログラムの品質と信頼性を向上させるために、一つでも多くのエラーを発見することを目的として、プログラムの検査を行うこと。

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