最近ソフトウェアの巨大化に伴い、保守作業量が増加してきており、それに対応するために読みやすくて、修正しやすいプログラム(プログラミング)を記述することが望まれております。
そこで提唱されているのが「すべてのプログラム(プログラミング)は3つの基本構造、すなわち順次構造、選択構造、反復構造のみで記述することができる」という考え方です。
上から下へ記述された順番に処理を実行します。
プログラム(プログラミング)の条件によって実行する処理を選択することができるのです。
処理を繰り返して実行し、処理の前に行う修了判定と処理の後で行う処理判定があります。
上記の3つの基本構造を組み合わせることによってプログラム(プログラミング)を構築することができ、ほとんどの言語がこれらの基本構造に沿ってプログラムを書くことができるように配慮されています。
プログラム設計図の表記手段として、フローチャートというものがあり、今でも使用しているところもあるみたいです。
しかし、フローチャートの制約された表現手段から作られる設計図は、フローが紐状に絡み合ってしまうので操作とデータを結びつけることが難しく、アルゴリズムがわかりづらいなどの欠点が多くて指摘されたのに広く使用されたのです。
そういったことからフローチャートに代わる記述法(構造化チャート)が各国で開発されてきたのです。
構造化チャートは図形表現を導入してプログラム理論をわかり易いようにするためのものです。
そのため、処理の階層的表現やデータ構造の表現、処理の流れの表現などの記述手段として提案されています。
構造化チャートのほとんどは「処理の流れ」を主軸(縦軸)とし、木構造で表現されており、詳細な処理内容は副軸(横軸)に展開しています。
それと同様に「データ構造」も木構造で表現することがあり、そういった構造化チャートは色々な記法が提案されています。
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最終更新日:2017/11/10
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